ポップコーンは認知症予防に役立つ?
こんにちは。
今回は、とてもおなじみな食べ物の意外な?効果をお話ししていきます。
「ポップコーン」
皆さんも1度は口にしたことがあるのではないでしょうか。
あの、映画館に映画を見に行くと食べたくなってしまうお菓子です。
そんなおなじみのお菓子「ポップコーン」に新たな研究の報告があったのです。
ある研究によると、
ポップコーンなどの全粒穀物を含む食べ物に、認知症予防の効果がある、というのです。
アメリカの大学から、
全粒穀物を多く摂取した人は、認知機能の低下が遅い、という研究発表があったのです。
全粒穀物を1日に85g以上接種した人は、認知機能が約8年若いことがわかったのです。
ポップコーンを含む「全粒穀物」には、豊富な食物繊維やポリフェノールといった抗酸化物質などが含まれており、
この穀物に含まれる栄養が、さまざまな健康効果をもたらします。
特にポリフェノールに含まれる「フェルラ酸」には、
アルツハイマー病の原因とされる、アミロイド班の形成を抑制する可能性があることが報告されています。
ポリフェノールをよく摂取している人は、
将来、認知症になるリスクが低くなる可能性がある、といった研究報告もあります。
※ちなみに。
ポリフェノールは、サプリ等でも摂取できるようですが、
過剰摂取はかえって体に負担をかけることになります!
抗酸化作用も逆効果が生じてしまうこともあります。
日々の生活の中で、果物や野菜、飲み物の中から取り入れていくようにしましょう。
また、ポップコーンには「マンガン」が豊富に含まれており、
骨粗鬆症や関節炎、変形性関節炎などの予防効果が期待されます。
このように、ポップコーンが含まれる全粒穀物には、体に対して様々なメリットがあるということがいえます。
しかし、
「じゃあ、ポップコーンのお菓子を毎日たべよう!」
となると、いくつか注意があります。
ポップコーンといわれて、思いつくのは映画館のポップコーンではないでしょうか。
市販のフレーバー付き(バター味・キャラメル味など)商品は、塩分や糖分、油分が多く含まれていることが多いので、
映画館のポップコーンや、市販のフレーバー付き商品を食べ過ぎてしまうと、
高血圧などの原因となってしまう可能性があるので、注意が必要です。
認知用予防でポップコーンを食べたい!という場合は
無塩、無糖のポップコーンをベースに、自宅で少量の塩やオリーブオイルなどで味付けをするのもいいかもしれません。